マッチングアプリで日本人女性を募り、外国人男性と偽装結婚させたとして、愛知県警は27日、岡崎市牧御堂町、自称団体職員長友寿樹(ひろき)容疑者(29)とトルコ国籍の男(31)を電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で逮捕した。
国際捜査課によると、長友容疑者は、トルコ国籍の自称アルバイト、クリッチ・エムルラー容疑者(31)=同県津島市埋田町2丁目=に長期在留資格を得させるため共謀し、県内の30代女性に月5万円の報酬を支払うと持ちかけ、2月26日にうその婚姻届を津島市役所に提出した疑いがある。
クリッチ容疑者は容疑を否認、長友容疑者は「20組くらい偽装結婚させた」と話し、容疑を認めているという。
長友容疑者はマッチングアプリで「コロナでお困りの方支援します。返済不要」などと募集。応じた女性に「毎月5万円支払います。外国人に日本で働いてもらうお手伝いです。具体的には戸籍が既婚者になるだけ」と説明していたという。
女性と外国人を引き合わせて、婚姻届など必要な書類を提出させたという。
県警は長友容疑者が偽装結婚のブローカーだったとみて調べている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル